2017年度 探究型地球科学課題演習 各演習テーマの紹介

受講者は,下記の中から一つの演習テーマについて半期を通じて取り組みます


教官名 分野 テーマ 内容
酒井 敏 気象 人工知能は夕焼けを見て何を思う?
「夕焼けの次の日は晴れ」ということわざを、人工知能(AI)は発見することができるだろうか?もし、できるとしたら、AI に科学はできるだろうか?それができたら、将来人間は何をするのだろうか?実際にAIを使って、気象に関する分析をさせることで、将来人間が考えるべきこ とを探る。




谷口 慶祐 地震 実際の地震計の記録を扱ってみよう

実際の地震動の記録を用いて最近発生した地震の特徴を探ったり、自分たちで作った観測装置で地震動をとらえたりしたいと思います。

小木曽 哲 岩石・鉱物 マグマを作る

岩 石や鉱物の中には、マグマが固まってできたものが多くあります。地球のような岩石惑星が形成される時にも、マグマは大きな役割を果たしています。この実験 では、そんなマグマの実態に迫ります。高温高圧発生装置や常圧炉を使って実際にマグマを作ってみましょう。マグマを作って何をするかは、あなた次第。

鈴木 寿志 地質・古生物 プランクトン化石を探そう 京都市西部〜亀岡市にかけて、保津川沿いの丹波地体群の地質調査を行い、堆積岩からプランクトンの一種である放散虫の化石を探します。化石の属種を同定し、地質年代を明らかにするともに、地域の地質形成過程を考察します。